昨日の続きの
育乳に必要な最後のアミノ酸についてです。
まだ過去の育乳について見てない方はこちら↓
ではいきます。
ダイエット、育乳に必要な効果的なアミノ酸の最後は、、、
<トリプトファン>
そもそも睡眠時にたくさん分泌される成長ホルモン。
しっかり寝ていることが前提ですよね。
寝つきが悪い、眠りが浅い人は必須知識です。
トリプトファンは必須アミノ酸の一つで、成長ホルモンの分泌を促す作用があるほか、
体内時計を調節し、安眠を促してくれる効果があると言われています。
トリプトファンとは牛乳から発見された必須アミノ酸の一種で、
幸せホルモンである「セロトニン」や
睡眠ホルモンである「メラトニン」といった物質の材料になります。
セロトニンとメラトニンはぐっすり眠るために必要ですので、
その材料となるトリプトファンを摂取することは非常に大切です。
トリプトファンを摂取する事による健康効果としては、
・不眠症を解消する
・うつ病の改善
・アンチエイジング(老化防止)
・疲労回復
・月経前のイライラや身体の不調を改善
・ストレスに強くなる
・肥満改善
などがあります。
トリプトファンが不足すると不眠症などの睡眠障害を起こしたり、
うつ病を発症するなど精神的に不安定になる可能性がありますので注意が必要です。
成長ホルモンを始めとするホルモンは睡眠時に分泌されることから、
睡眠を促すことでも成長ホルモンの分泌を助けることになります。
一般的なトリプトファンの摂取量の目安としては、
成人で体重1kgあたり2mg、
子供は体重1kgあたり1mg
が最低摂取量、
一日の摂取量は6000mg以下です。
最低摂取量はしっかりとした食事を三食摂れば十分摂取できる量ですが、
ダイエットなどで食事の量自体が少なくなると、サプリなどで補うのが良いかと思います。
不眠症の改善には500~600mg/日
うつ病の改善には1000~1500mg/日
のトリプトファンを摂る必要があると言われています。
しっかり食べている私の食事の摂取量で計算したところ、
500~600mgくらいになりました。
私の最低摂取量は88mgです。
必ずしもサプリで摂らなければならないわけではないので、
食事から摂取するなら牛乳を飲んだり、チーズを食べたりしてもOK!
[トリプトファンを含む食材]
100gあたり
すじこ:331mg
ヒマワリの種:310mg
プロセスチーズ:291mg
たらこ:291mg
糸引納豆:242mg
赤身魚:200~250mg
アーモンド:201mg
そば:192mg
肉類:150~250mg
白米:89mg
豆乳:53mg
ヨーグルト:47mg
牛乳:42mg
バナナ:10mg
トリプトファンは食事からとれば問題ないのですが、
サプリを使う場合は過剰摂取により副作用がでる場合があります。
・妊娠中
・肝臓腎臓の病気の人
は摂取しない方がいいですし、
・抗うつ薬を利用している人
は病院で先生に聞いてから摂取する方がよさそうです。
抗うつ剤と一緒に処方されている場合もあります。
サプリの選び方としては、含有量が低いものを選ぶといいです。
マイプロの物を買っていますが、色々な国産サプリも見た中で
一番含有量が低いサプリでした。
これに関しては含有量の低い物の方が親切です。
睡眠薬ではないので、眠れないからどんどんサプリを追加して過剰摂取した死亡例もありますので、
用法容量を守ってサプリは使ってください。
サプリが怖い!という人や妊婦さんは、
ホットミルク、ホット豆乳、夜のプロテインとかで十分摂取できます。
さて、やっと3種類のアミノ酸について説明が終わりました♪
明日は使っているサプリについて紹介したいと思います 😆