ミッション!遺産相続を放棄せよ!!その①相続放棄と相続分の放棄について。

遺産を放棄するために知っておくべきこと。

 

今日はダイエットではなく

現在私が置かれている

遺産についてのあれやこれや

その手の法律についての

??? なんじゃそりゃー!!!

について書いてみたいと思います\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

これを見ている皆さんも

ゆくゆくは自分の身にも起こる事と思っておいた方が良いです。

 

誰しもが起こりうるその手続き。

遅かれ早かれやって来るその時の為に

知識を入れておいて損はないですよ!!

 

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まず、なぜ私が30代で相続に巻き込まれているかと言うと

 

私の父は私が3歳の時に亡くなっています。

私には弟もいるのですが、弟はまだ生後半年くらいの歳でした。

 

それ以来、父の実家には30年一度も訪れることもなく

疎遠になっていました。

 

私が20歳くらいの時、父方の祖父にあたる人が無くなって

相続放棄するための書類にハンコを押したことがありました。

ここで私の家族は相続を放棄したものと思っていました。

 

 

そして今回の事件。

突然親族ではない、

父方の現在祖母が住んでいる地区の区長さんから電話が。

老朽化に伴い倒壊しかかっている家をどうにかして欲しいと、、、、

更地にするために500万払えと。

 

えぇ!!!!

 

なんで私たちが?????

 

 

ヤクザかーーーーい!!

 

 

父には妹がいました。

そして祖母もまだその地域に住んで生きています。

何がなんやら???

 

みんな払わないと言っているから

どうにか私たちを探し出して電話したと。

 

そして倒壊しかかっている建物が祖父の名義のままで

その相続と管理責任が私と弟にもあり

壊れかかっている家を壊したくても

相続権を持つ全員の署名がないと壊せないと。

 

 

んんんーーー???

 

 

相続権???

私たちは放棄しているはず。

あれ???

どういう事???

 

 

という事で、私たちだけでは到底分からないので

弁護士さんに相談することに。

 

 

そこで分かった事。

 

相続放棄と

相続分の放棄

について。

 

 

の分てなに????

 

 

相続放棄は完全にすべてを放棄する手続きです。

いらないよーでは済まないのが放棄の手続き。

家庭裁判所へ行ってあれやこれやしなければいけません。

全ての書類が揃ったら、1週間ほどで終わる手続きとの事。

書類を揃えるのも大変ですけどね。

 

しかも、それは自分に相続権があると分かって3カ月以内。

3カ月の猶予しかありません。

けれど、相続権があると分かってからなので、

死を知らされていなければ、

相続の権利を知ったその日から3カ月でOKなのです。

 

 

いやいや!相続なんて放棄するってある??

権利があるなら欲しいし!と思うと思いますが、

色々な状況があります。

 

今回のように親が住んでいた家。

老朽化に伴い更地にする必要がある。

台風で家の一部が壊れて隣家に飛んでいくとも限りません。

 

立地が良く、簡単に売れるような土地なら問題ないのですが

売れるとも限らない土地。

そして毎年かかる固定資産税。

 

その土地の名義が親ならまだいいのですが、

実は亡くなっていた祖父の名義だった、なんてことになったら

もっと手続きは難しくなり、簡単には土地を売ることもできなくなっていきます。

 

親にある程度の資産があれば

色々なマイナスをカバーできることになるので

その辺も考えながら相続するか放棄するか考えていきます。

逆に借金があるなら、即座に放棄しないといけません。

 

兄弟間の争いもここで起こったりします。

遺産とは全部が現金ではないですからね💦

仲が良かったと思っていた兄弟姉妹が

歳をとったらパートナーに影響されて、

昔とは違う人間になっている、と言うのも良くある事。

 

 

 

そして

相続分の放棄に戻ると

私はまだその時20歳だったので、これが相続放棄の手続きだと思っていました。

ちゃんと印鑑証明も取ってハンコを押しましたし。

 

が、相続分の放棄と言うのは

今回この遺産はもらいませんよ、という

きちんとした書類は作るのですが、いわば口約束のような物。

親族が集まって協議してハンコを押すものだそうです。

そして法的には効力はないんだけど

土地の権利責任などは放棄できていない状態。

0円で相続した、みたいな状態です。

 

これでは全く放棄できていないことになり、

その後色々な義務や責任も発生します。

 

相続放棄が面倒だからと協議だけで済ましてしまうと

あとあと面倒な事も起こります。

 

自分の代を放置すると、その後その子に相続がいき

永遠に権利が分散されながら受け継がれていきます。

 

 

 

20歳の時に祖父が亡くなり

本来なら祖母と父と妹に相続がいくのですが、

父が亡くなっていたことにより、子の私と弟の相続となりました。

この場合、私の母は性が変わっているので赤の他人になります。

 

 

 

お金になる土地なら私たち姉弟も大喜びなのですが、

田舎の土地。

いかんせん土地の規模も大きすぎました。

 

父の実家は旅館業を営んでおり

まあまあ大きい旅館を今は80歳の祖母が経営しています。

 

そこそこ大きい土地の地主だったみたいで

点在していくつもの土地があり、

旅館とは別に建物が4棟。

山、畑多数。

固定資産税もかなりの金額でした。

もしかしたら上手くやればお金になるのかもしれないですが

正直関わり合いになりたくないのが本音。

 

昔倉庫にしていた建物が倒壊していると。

そしてその全てが亡くなった祖父の名義のまま。

 

 

私が住んでいるところから

高速を使って片道2時間くらいかかる場所。

そこそこ離れた場所なので

まぁ、行くのもそこそこ大変。

 

 

そして30年経った今

父の実家の色々な問題が明らかになって。

それまで全く知らなかったのに

ダイレクトに今自分たちの問題になってしまっています。

 

 

一連の流れを弁護士さんに相談したら

え?はぁ。へ???

初めての例ですね、、、、ドラマみたい。

と言われてしまいました(´_ゝ`)

もはや自分でも自分の事とは思えない。

なんだかどこか違う人の話の中を歩いているようです。

 

 

とりあえず。相続を放棄せよ第一弾。

土地の名義は大事。

今亡くなっている人の名義になっている、

住んでいる人の名義とは違うと言うのはよくある話。

 

名義が違う場合、

それは相続権のある人が亡くなり

代を重ねるごとに大変な事になっていきます。

親から子たち。子達から孫たちに名義人が相続されて

どんどん大人数になっていき、

その中の一人でも権利を主張し出したら

もう簡単に親族の争いになっていきます。

家を渡せないから金寄越せ。みたいになります。

 

今親の土地の名義がどうなっているか、

祖父母の土地の名義は大丈夫か確認しておくことはとても大事。

一つの争いの種がそれを綺麗にしておく事でなくなります。

 

そして不安な事があるなら

すぐに弁護士さんに聞いてみる事。

誰がどこでいつ亡くなるかは分かりません。

市の無料相談なども市役所などでやっていますし、確認するだけなら簡単です。

 

放置する事ほど悪いことはない。

 

まだまだこれは序章です。

今から完全に祖母が亡くなった時に遺産を放棄するために

準備していかなければなりません。

 

それはまた次のアクションが起こったら書きたいと思います。

今週また弁護士さんのところに行き、

今立てているプランでいけるかどうかの確認をしなければいけません。

相談料30分5000円。

泣けるぜ(;´Д`)

遺産相続
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